【佐藤さおりア・カペラ作品11】「いのり」

「いのり」
作詩 ふるしゅてぃちゅか
作曲 佐藤さおり

初演データ
合唱団NEWS第5回演奏会
2002年2月10日(日)だいしホール


 実は(さおりさんとは)、
[親しみやすい無伴奏混声合唱曲を3年で10曲作る]
[このプロジェクトが終了したら、次は本格的無伴奏混声合唱組曲を作る]
と最初に打ち合わせていた。
(中略)
1999年3月、いよいよプロジェクト第1弾(《アルバム1》より空)を発表する演奏会3日前に、
合唱団NEWS第2代団長が急逝した。
演奏会終了直後、さおりさんは、「空」を彼女に献呈しようとした。
私は「待った」をかけた。
[本格的無伴奏混声合唱組曲のテーマを「祈り」にしよう。我々はそれを歌い続けていく。]
ここで方向性が決まった。
NEWSはさおりさんの作品を歌い続け、プロジェクトを完結した。
それまでさおりさんにはじっくり時間をかけてもらった。
そして今日。満を持して新しい音空間が生まれる。
今日のこの音空間を、彼女に捧げる。
今後、NEWSは、この音空間を再現し続ける。それはNEWSが「祈り」続けるということである。
(合唱団NEWS第5回記念演奏会プログラムノートより 音楽監督 記)

今回の演奏会では「いのり」をテーマにということで、テキストを探すのに大変時間がかかりました。
「いのり」に対する合唱団の思いと私の思いが、テキストに十分含まれている必要があったからです。
詩が見つからず困っていた頃、私の親友が自作の詩を見せてくれました。
何とテーマの「いのり」という題名の詩もあり、非常に気持ちが重なったものですから、
その中の5つの詩に作曲させてもらいました。
(合唱団NEWS第5回記念演奏会プログラムノートより 作曲者 記))


「やさしいこえ」
歌が好きだった彼女を思う、温かさが存分に込められている。
「どこまでも」
ひたすら、どこまでも、走り抜けていく。
「ラララ」
まるで子どものように、無邪気に歌う様子が描かれている。
「ほしひとつ」
前曲から一転。“空からみんなを見ている”
「いのり」
ヴォカリーズに乗せた「語り」の曲。静かに静かに祈っている。

急逝した団長は私と同い年。NEWSでも、3年ほど一緒に歌いました。
実は、さおりさんにとっても学科の後輩にあたります。
あまりにも早すぎる死でした。
「身近な友人が亡くなった」衝撃を初めて体感した出来事でもありました。
初めて、友人の葬儀に参加しました。初めて、友人のお墓参りに行きました。
亡くなってからしばらく、演奏会直前には必ずお墓参りに行ってました。
だから、私にとっては、それなりに入れ込みのある曲です。

「いのり」ができて10年以上経ちました。
この出来事を知らない団員も多くなりました。
でも、このような背景があるこの曲は、NEWSでは大切にしていきたい曲です。
押しつけがましくならないように。曲の根幹にある純粋な“いのり”の感情を大切にしながら…

楽譜
未出版
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Date: 2013.05.30 Category: 佐藤さおりア・カペラ作品  Comments (0) Trackbacks (0)

【佐藤さおりア・カペラ作品10】「地球の歌」「またね」 

地球の歌(無伴奏混声合唱版)
作詩 米田幸恵
作曲 佐藤さおり

初演データ
合唱団NEWS第10回記念演奏会
2008年2月16日(土)だいしホール


1995年に作曲、新大室内合唱団によって初演された、さおりさんの代表作。
もとは混声4部のピアノ伴奏つきである。
NEWSでも、第5回記念演奏会において、ピアノ付きのものを演奏している。
が。
それに飽き足らない、さおりファンのNEWSはどうしたか。
「この曲をア・カペラで歌いたい!」と、願い出てしまったわけです。
(そのいきさつについては、ここでは省きますが)
「まさかね~」といったら、まさかまさか。
本当にア・カペラ版が届きます(はっきり言って難しいです!)。

で、上記の演奏会のアンコールで初披露~ の予定だったのですが、
それじゃあ遅い!と、その半年前に非公式に初披露してしまいました。
それは…当団員の結婚式だったのです(2007年5月)

その後、この曲は度々、演奏会のアンコールで歌っております。


またね(無伴奏混声合唱版)
作詩 山田ゆきえ
作曲 佐藤さおり

初演データ
合唱団NEWS第10回記念演奏会
2008年2月16日(土)だいしホール


この曲も「地球の歌」同様、新大室内合唱団によって混声4部のピアノ付き演奏で初演されてます(1996年作曲)。
で。
「地球の歌」と同様の過程でア・カペラ版がつくられ、第10回演奏会のアンコールで歌いました。
その後も、NEWSの演奏会のアンコールの代名詞ともなっていたのですが。
2011年、あるムーブメントが。
なんと、作詩者の山田さんが、来新してNEWSの演奏会に来てくださることに!
県民の新聞にも、取り上げられました。

歌い継がれ新定番に 作詞者へきょう初披露
15年前、新大生が作曲「またね」


15年前に新潟大学の学生が作曲した合唱曲が、卒業シーズンの新定番ソングとして、
県内の学校や市民合唱団の間で歌い継がれている。
雑誌に投稿された福岡県の女子中学生の旅立ちをテーマにした詩にメロディーを付けて生まれた楽曲で、
曲名は「またね」。
詩をつづった女性は初めて来県し、12日の演奏会で披露される歌声に耳を傾ける。

作曲したのは佐藤さおりさん。新潟大教育学部で作曲を専攻していた1996年、
愛読誌の投稿欄で福岡県の中学生だった山田ゆきえさん=仙台市=の詩に目を留めた。
「素直な気持ちがつづられていてすぐに気に入った」と佐藤さん。自然とメロディーが浮かび、曲をつけた。
当初は曲の提供を通じて交流のあった新大室内合唱団が歌い、
その後、教職に就いたOBによって県内の学校に広がっていった。
山田さんが曲の存在を知ったのは5年ほど前。
遠い新潟で卒業シーズンに歌われていると知り驚いたという。

2年前に仙台に引っ越し、新潟が近くなった。
「またね」を聴いてみたいと思っていたところ、
新潟市を拠点に活動する「合唱団NEWS」が12日の演奏会で披露することになり、
これにあわせて訪れることが決まった。
「歌い継がれていることに感謝したい」と山田さん。
当日は無心で楽しみたいという。
(2011年2月12日(土)新潟日報朝刊から)


このとき、「またね」は初めて、演奏会の正式な演目として歌ったのです。
(本人たちに、その気負いは特になかったですけど…)

これもまた、「地球の歌」以上に難しいですけど、
これからも、NEWSは歌い継いでいくつもりです。
Date: 2013.05.30 Category: 佐藤さおりア・カペラ作品  Comments (0) Trackbacks (0)

【佐藤さおりア・カペラ作品9】無伴奏混声合唱のための《アルバムⅢ》望

無伴奏混声合唱のための《アルバム3》「望(のぞみ)」

作曲 佐藤さおり

初演データ
合唱団NEWS第14回演奏会
2012年2月11日(土)だいしホール

さおりさんからのメッセージ
2011年は例年以上に日本を思う日がたくさんありました。
また、突然家族を失った何人かの友人を想いました。
今年で『アルバムⅢ』が全曲完成です。フランスに来てから、
また年を重ねるごとに音楽に対する趣が少し変わってきたように感じますが、
いろいろなことを吸収しながら、これからも自分自身の音楽を探し続けていきたいと
想っております。
(合唱団NEWS第14回演奏会プログラムノートより)


「Sakura Sakura」(約2分40秒)
Japanise traditionalを、さおりさんなりのアレンジで。
冒頭は、いつもの「さくらさくら」だけど、中間部は一転、賑やかなでも切迫感のある?動きが印象的。
「Usagi」(約1分20秒)
こちらも、冒頭はいつもの「うさぎ」だけど、こちらは中間部はカノンに。
「Omoi」(約4分10秒)
ヴォカリーズ。さおりさんから歌詞の指定はなく、NEWSなりに解釈したヴォカリーズに。
アルバムのフィナーレにふさわしい、温かい曲。

アンコールピース
「憧憬」(約2分40秒)
合唱団NEWSの創団15周年に際し、プレゼントしていただいた曲。
作詩は山田ゆきえさん。

アルバム終盤の3曲。さおりさんのコメントを読み、つい、考えてしまいます。
「3.11がなければ、どんな作品が届けられただろう」
それだけ、日本から遠く離れたさおりさんにも強いインパクトを与えた出来事であったのだと感じました。
今はまだ歌われる機会が少ない「Omoi」。過去に作曲された、さおりさんのヴォカリーズのどの曲よりも、
印象深い、歌い継がれてほしい(歌いやすいと思うし)、曲だと思います。

楽譜
未出版
(無伴奏混声合唱のためのアルバム3 今夏発売予定)
Date: 2013.05.28 Category: 佐藤さおりア・カペラ作品  Comments (0) Trackbacks (0)

【佐藤さおりア・カペラ作品8】無伴奏混声合唱のための《アルバムⅢ》央

無伴奏混声合唱のための《アルバム3》「央(なかば)」
作詩 山田ゆきえ
作曲 佐藤さおり

初演データ
合唱団NEWS第13回演奏会
2011年2月  日( )だいしホール

さおりさんからの曲紹介
昨年春のころ、山田ゆきえさんに詩を書いていただけないかとお便りをしました。
快くお引き受けくださり、早速「植物」「少年」「終夜」という3つのすてきな詩をお送りくださいました。
心より感謝申しあげます。
詩を何度も何度も読んで、山田さんがどのようなお気持ちでお書きになられたのかなど、
いろいろなことを考えたり想像しながら音をつけさせていただきました。
(合唱団NEWS第13回演奏会 プログラムノートより)


「植物」(約2分40秒)
勢いよく始まる曲想とは裏腹に、歌詞の中身にある葛藤が根底にある。
でも、ほんの少しでもいいから前へ進んでいこう。
「少年」(約2分20秒)
一歩一歩、愛すべき未来とつながるために、今日も愛していこう。
テナーのせきこむような早口のフレーズが印象的。
「終夜」(約4分10秒)
夜をうたった曲のようで、実は「大空」「宇宙」をうたった曲のように聞こえる。
サビの部分の「大空には希望」が印象的。

この曲たちは、文句なく、NEWSの誰もが(たぶん)好きな曲です。
作詩の山田ゆきえさんは、さおりさんの代表作「またね」の作詩者。
タイトルの央(なかば)は、山田さんにつけていただきました。
漢字が音楽監督の名前と同じのは…?!
翌年の第14回演奏会では、東日本大震災の復旧ままならぬなか来新くださり、
(現在、仙台在住)私たちの演奏を聴いてくださいました。
早く楽譜が出版されて、この曲が多くの方々に歌われるようになってほしいと思っています。

楽譜
未出版
(無伴奏混声合唱のためのアルバム3 今夏発売予定)
Date: 2013.05.27 Category: 佐藤さおりア・カペラ作品  Comments (0) Trackbacks (0)

【佐藤さおりア・カペラ作品7】無伴奏混声合唱のための《アルバムⅢ》聖

無伴奏混声合唱のための《アルバム3》「聖(せい)」

作曲 佐藤さおり

初演データ
合唱団NEWS第12回演奏会
2010年2月27日(土)だいしホール

さおりさんからの曲紹介
ヨーロッパ音楽の源とも言える「祈りの言葉」グレゴリオ聖歌の中でもよく知られる3つの聖歌、
Ave maris stella、Pange lingua、Veni Creator Spiritusの旋律をもとに、作曲をしました。
ハーモニーも楽しんでいただけましたら幸いです。
(合唱団NEWS第12回演奏会 プログラムノートより)


「Ave maris stella(めでたし、海の星)」(約3分50秒)
冒頭はtuttiで、グレゴリオ聖歌の神秘的なメロディから始まる。
パート内のディビジョンは数例あったが、
この曲は初めて5声構成(Sop,Mezzo Sop,Alto,Tenor,Bass)に。
これは、主題が5回繰り返されるためのパート割り? 
「Pange Lingua(舌よ歌え)」(約4分10秒)
1曲目と同様、グレゴリオ聖歌から始まる。
主題は、パートを替え、交錯しながら、歌い継がれていく。そしてAmen。
「Veni Creator Spiritus(来たりたまえ、創造主なる聖霊よ)」(約4分)
おそらく、アルバム30曲中、最も難しい曲。
音程もさることながら、なによりアンサンブルが非常に難しい。
かなり現代音楽に近い響きになっていると思うが、どうだろうか。

この3曲、いずれも4分前後の長いピース。
そして、NEWSにとっては全てがチャレンジング。よく演奏会で演奏できたな~
初演こそハラハラしましたが、2回目、3回目と歌っていくうちにクセになる曲です(私だけ?)。

楽譜
未出版
(無伴奏混声合唱のためのアルバム3 今夏発売予定)
Date: 2013.05.27 Category: 佐藤さおりア・カペラ作品  Comments (0) Trackbacks (0)

【佐藤さおりア・カペラ作品6】無伴奏混声合唱のための《アルバムⅡ》湧

無伴奏混声合唱のための《アルバム2》「湧(ゆう)」

作曲 佐藤さおり

初演データ
合唱団NEWS第9回演奏会
2007年2月11日(日)だいしホール

3曲とも宗教的内容によります。
「Lauda Sion」(シオンをたたえよ)は、聖地シオンを賛美した内容のテキスト、
「Ave Regina Caelorum」(めでたし天の女王)はマリア賛歌です。
「sho(唱)2」は、前作中の同名曲の第2弾で、やはりAmenという言葉だけで構成されています。
(合唱団NEWS第9回演奏会 プログラムノートより)


「Lauda Sion」(約4分30秒)
冒頭から繰り返し登場するソロは、中性的な響きが求められているそうで。
NEWSでは、このソロはアルトが担当しているが、テナーでもOKだそう。
アルバムでも特に長いピースだが、単純に「かっこいい」(笑)。
この曲は、オルガンと歌手のための古い曲がもとになっているとか(作曲者談)
「Ave Regina Caerolum」(約2分50秒)
これまでの宗教曲のなかでも、特に響きの厚いピース。音域がこれまでになく広い。
最後のAmenは、下手すると、この曲が終曲になってしまうくらいの華やかなエンディング。
「sho2」(約1分30秒)
前作の「sho」に比べるとシンプルなフレーズになっている。
リズムも現代的で、前2曲とは異色な印象を受ける。なぜ、この曲がラストなのか??

すべて宗教的作品となったことで、NEWSに求められるハードルがグンと上がってしまいました。
ソロもあるし、和音も簡単ではないし、音域も広いし、決して易しくはない曲なのに、
それなりに歌えてしまうのが(われながら)すごいと思っています。
合唱技術を持っている他の方々には、もっと素敵な演奏にしていただけると思います。
他の合唱団の、これらの曲の演奏を是非聞いてみたいです。

アルバム2には、~de France~(フランスから)というサブタイトルがついています。
フランスからの風がこめられた、これらのピースを是非楽しんでもらえれば…と思います。

楽譜
無伴奏混声合唱のためのアルバム2
Chorus Score Club 1,500円
Date: 2013.05.27 Category: 佐藤さおりア・カペラ作品  Comments (0) Trackbacks (0)

【佐藤さおりア・カペラ作品5】無伴奏混声合唱のための《アルバムⅡ》 想

無伴奏混声合唱のための《アルバム2》 「想(そう)」
作詩 ふるしゅてぃちゅか(きみへ)
作曲 佐藤さおり

初演データ
合唱団NEWS第8回演奏会
2006年2月11日(土)だいしホール

昨夏、さおりさんの同級生の友人が急逝され、歌が好きだったその友人のことを想って作曲されました。
「きみへ」はふるしゅてぃちゅかさんの詩によります。
「sho(唱)」は、Amenという言葉だけで構成されています。
「Ave verum」は、ラテン語の「御身のお体」という宗教的内容の詩に付曲されました。
(合唱団NEWS第8回演奏会 プログラムノートより)


「きみへ」(約1分40秒)
演奏会で演奏するたびに好評を博している。歌い手も聴き手も胸が熱くなってしまう。
音楽監督いわく、アルバム2で一番の抒情詩。
「sho」(約2分30秒)
「きみへ」の曲想から一転、すべての悲しみを打ち消したいがごとくの激しい曲想。
すべてのパートがディビジョン、目まぐるしい変拍子、最後の声によるアルペジオのようなエンディング。
フランスで学ばれているオルガンの要素が多く込められている器楽的な一曲。
「Ave verum」(約2分40秒)
アルバム初の宗教曲。ベースソロから始まる。熱情的だけれども温かみを感じる。

音楽監督いわく、シンプル・おや?・シンプル。
それにしても、shoは、いろんな意味で衝撃的でした。
フランス留学されたさおりさんのつくる音楽が、明らかに変わったな~と感じる3曲だと思います。
この後、器楽的要素が強い曲が増えていきます。

楽譜
無伴奏混声合唱のためのアルバム2
Chorus Score Club 1,500円
Date: 2013.05.26 Category: 佐藤さおりア・カペラ作品  Comments (0) Trackbacks (0)

【佐藤さおりア・カペラ作品4】無伴奏混声合唱のための《アルバムⅡ》 「眺」

無伴奏混声合唱のための《アルバム2》 「眺(ちょう)」
作詩 ふるしゅてぃちゅか
作曲 佐藤さおり

初演データ
合唱団NEWS第7回演奏会
2005年2月12日(土)だいしホール

作品に寄せて 佐藤さおり

これらの曲は、2004年夏、3週間ほど滞在した(フランスの)ブルターニュの海岸で書き始め、
11月に書き上がったものです。
こちらに来て、いかにシンプルでおしゃれな曲が書けるか、追求したいと思ってきたのですが、
そう簡単には筆が進まず…
シンプルな材料(私の音符たち)をNEWSの皆さんがどのようにお料理してくださるのでしょうか。
とても楽しみです。
(合唱団NEWS第7回演奏会 プログラムノートより)


「かもめ」(約2分20秒)
確かに、アルバムⅠの曲たちより“シンプル”。
「うみべ」(約1分40秒)
まさかの図形楽譜! パートは、“なみ”“かい”“かに”。
慣れないと、日本海の海辺になってしまう難曲(笑)。どんな曲か、是非一度聞いてみてほしいです。
「よる」(約2分)
昼間、海辺で遊び疲れた動物たちが、おやすみなさい。それが“シンプル”に描かれている。
なお、作詩の「ふるしゅてぃちゅか」さんは、さおりさんのお友達だそうです。

この3曲で、フランスの海辺の一日を“シンプル”に伝えている。
さおりさんがフランスへ留学し、最初に送っていただいたのが、この曲です。

なお、合唱団NEWSの創団10周年を記念して、さおりさんから1曲つくっていただき、
第7回演奏会のアンコールで披露しました。それが、
「小さな白い花に寄せて」(約2分20秒)。
この曲は、アルバムⅡ完成時に、アンコールピースとして位置づけられました。
そのため、楽譜では10曲目に掲載されています。

楽譜
無伴奏混声合唱のためのアルバム2
Chorus Score Club 1,500円
Date: 2013.05.26 Category: 佐藤さおりア・カペラ作品  Comments (0) Trackbacks (0)

【佐藤さおりア・カペラ作品3】無伴奏混声合唱のための《アルバムⅠ》 遙

無伴奏混声合唱のための《アルバム1》 「遙(はるか)」
作詩 まど・みちお
作曲 佐藤さおり

初演データ
合唱団NEWS第4回演奏会
2001年2月11日(日)だいしホール

作品に寄せて 佐藤さおり

(前略)〈アルバムⅠ〉は、10曲ともまど・みちおさんの詩に作曲させていただきました。
詩を読むたびに、(優しい気持ちを決して忘れることなく生きていきたい)と思い、
その願いを胸に最後の曲を書き上げました。
日本語のイントネーションには特に気を配って書いたつもりですが、
まだ不十分な箇所がたくさんあることと思います。
今後の勉強のためにも、厳しいご批評をいただけましたら幸いです。
(合唱団NEWS第4回演奏会 プログラムノートより)


構想から5年、結実の時  金子 央(音楽監督)

1998年から、合唱団NEWSは、佐藤さおりさんと共に、以下のプロジェクトに取り組んだ。
[親しみやすい無伴奏混声合唱曲を3年で10曲作る。]
昨年完結した。それらの曲は、アルバムの中に収められた写真のように、
いつでも開いて楽しんだり、どこでもどれでも取り出せるようにしたいと、と考えた。
曲集のタイトルにはそんな願いが込められている。
このアルバムは、さおりさんの作品をNEWSが編集していく、共同作業によるものである。
さおりさんさえ良ければ、Ⅱ、Ⅲとつくっていきたい。
NEWSはいつまでも歌い続けていく。今の合唱界に、こういう曲が多く必要なのだ、と強く思う。
ささやかな、合唱界への逓減である。
(合唱団NEWS第5回記念演奏会 プログラムノートより)

「太陽と地球」(約2分)
冒頭と終結は、小節のないテナーソロ。あまりにも大きな主題を“語るように”歌いたい曲。
「アリ」(約1分10秒)
アリは小さいのに、あっという間に終わってしまうのに、生命の大きさが感じられる曲。
「えいえんにゆたかに」(約2分20秒)
アルバムⅠのエンディングにふさわしい、まど・みちおの世界観、さおりさんの音楽観が集約された素敵な曲。

「さくらのはなびら」(約1分30秒)
アルバムⅠのアンコールピースとしてつくっていただいた曲。
“いま おわったのだ そして はじまったのだ” そして、アルバムⅡへ。

楽譜
無伴奏混声合唱のためのアルバム1
Chorus Score Club 1,500円
Date: 2013.05.26 Category: 佐藤さおりア・カペラ作品  Comments (0) Trackbacks (0)

【佐藤さおりア・カペラ作品2】無伴奏混声合唱のための《アルバムⅠ》 彩

無伴奏混声合唱のための《アルバム1》 「彩(さい)」
作詩 まど・みちお
作曲 佐藤さおり

初演データ
合唱団NEWS第3回演奏会
2000年2月12日(日)だいしホール

作品に寄せて 佐藤さおり

物がありあふれ、情報が錯綜する今日は、当たり前のことが多くなりすぎているように感じます。
まどさんの詩は、そんな当たり前のことに感動させてくれたり、人間として忘れてはならないことを
教えてくれるような気がします。
まどさんの詩に感動し、今年は「虹」「クジャク」「雪がふる」の3詩を選んで作曲させていただきました。
偉大なる詩の力を借りてできあがりました作品を、合唱団NEWSの皆様に演奏していただき、
本日ご来場くださいましたお客様にお聴きいただけますこと、未熟ながら大変光栄に思っております。
(合唱団NEWS第3回演奏会 プログラムノートより)


「虹」(約3分)
まるで前作「空」から続いているように、鮮やかに色彩の架け橋を渡しているような曲想。
「クジャク」(約1分10秒)
約1分で終わってしまう小品ながら、見た目の優しさと生来的な激しさを歌い込んでいる。
「雪がふる」(約3分30秒)
新潟人ならではの風景を“静かな気持ち”が表現されている。この曲も団員では人気が高い。
ベースsoliがあり、静かに雪が舞い落ちる様子が歌われるが、この部分は1回改訂されているのは団員にもあまり知られていない。

「雪がふる」は近年、他の団でも歌われるようになって、嬉しい限りです。
曲想が似てはいますが、「虹」も素敵な作品です。楽譜を持っている方は、是非。

楽譜
無伴奏混声合唱のためのアルバム1
Chorus Score Club 1,500円
Date: 2013.05.25 Category: 佐藤さおりア・カペラ作品  Comments (0) Trackbacks (0)
おしらせ
当ブログをお読み下さった方、是非コメントください。 私をご存じの方はもちろん、知らない方も是非! なお、upには多少のお時間をいただきます。
プロフィール

kodaman.

Author:kodaman.
新潟県在住。

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